【Canva歴4年】愛用してわかった特徴やデメリットを徹底解説!アプリ版の使い方も解説します!
Instagramやブログでよく見かける「Canva」ってツールで気軽にデザインができるみたいだけど、実際はどうなの?
③デザイン初心者でもおしゃれな画像を作ることができる
➁Canvaは無料プランと有料プランの2種類がある
③スマホアプリ版での使い方が理解できる
SUKEでございます。
SNSやウェブサイトでも、この数年【Canva】というデザインツールで作成された画像をよく見かけるようになりました。
今回はさまざまなデザインツールがある中で、なぜCanvaが人気なのか。
その特徴や使い方、口コミまでを4年間利用してきたSUKEが徹底解説していきます!
Canvaを利用して4年になるCanvaユーザー。当ブログのアイキャッチなどもCanvaで作成しています。
4年間利用してみて、無料・有料の違いや使い方にを本音でレビューしていきます!
Canvaとは
Canvaは、2012年にオーストラリアで設立されたオンラインデザインツール。
世界中のすべての人が自由にデザインを作成し公開できる「ビジュアルコミュニケーションのプラットフォーム」として2013年にスタートしています。
現在では世界190ヶ国、月間ユーザー数が1億3,000万以上を抱えています。
SNS用の画像から広告画像、動画など幅広いコンテンツを作成できるツールとして支持されています。
Canvaの特徴
Canvaの特徴は紹介しきれないほど多いですが、その中で今回は以下の5つをピックアップしてご紹介します。
①初めての人でも使いやすい
➁豊富な素材数とテンプレート
③プロ級の作品が作れる機能が満載!
④パソコン版とアプリ版で連携ができる
⑤SNSへの直接投稿が可能
それでは1つずつ解説していきます。
特徴①:初めての人でも使いやすい
SUKEも初めて利用したときに実感しましたが、使いやすさに驚きました。
パソコン版、スマホアプリ版共に「テンプレート」いうものがあり、お好きなテンプレートを選び、「テンプレートを使用」をクリックすることでエディタ画面が起動し、作業開始に。
エディタ画面は直感的に操作することができ、レイヤーの操作や文字入れなども分かりやすく行うことができます。
レイヤーの位置もガイド線画が都度表示されたりと、デザインバランスもとりやすく、初めてデザイン作業をする方でも、クオリティの高い作品を作り上げることができます。
特徴➁:豊富な素材数とテンプレート
Canvaは、無料版でも非常に豊富な機能が利用できるデザインツールですが、有料プランの「Canva Pro」は、利用できる素材数がより圧倒的に増えます。
高いクオリティを追求し、プロさながらのデザインを作ることができます。
無料版 | Canva Pro | |
テンプレート | 25万点以上 | 42万点以上 |
素材数 | 20万点以上 | 7,500万点以上から無制限 |
テンプレート数も多くあるため、汎用テンプレートではなかなか目当てのデザインがない場合もあります。
Canvaの場合、テンプレートを1つ選ぶことで類似するテンプレートのレコメンド機能があるため、よりイメージに近いものを選ぶことができます。
豊富なテンプレートを利用して作成することで、他とのデザイン被りを心配せず、少ない手順で高クオリティの作品が作れます。
素材やフォントなども幅広く用意されていて、デザインに必要な素材はすべてCanvaで揃えられるため、別で準備する手間も省くことができる点も大きな特徴です。
特徴③:プロ級の作品が作れる機能が満載!
Canvaでは、プロのような作品が作れる機能が豊富に用意されています。
マジックリサイズや背景削除といった制作部分から、コンテンツプランナーやブランドキットなどチームでの運営に関する部分も。
プレゼンテーションや動画制作でも役に立つ「エフェクト機能」も充実していて、マジック消しゴムやぼかしといったCanvaオリジナルのエフェクトを画像に加えることができます。
特徴④:パソコン版とアプリ版で連携ができる
Canvaではパソコン版とアプリ版どちらでも利用ができます。
会員登録してログイン後の利用となりますが、パソコンとスマホで同じアカウントでログインすることで連携しておくことができます。
例えば、パソコンで編集したデザインを外出先でアプリから修正することもできちゃいます。
パソコン版とアプリ版で連携できることで、移動中にデザインチェックしたりと時間の有効活用もできます。
iPadでも利用できるので、外出先でも細かい作業をしたい方はiPadでの利用もオススメです。
特徴⑤:SNSへの直接投稿が可能
デザインが出来上がったら、そのままSNSへ投稿することができるのもCanvaの特徴です。
「共有」ボタンをタップするだけで、FacebookやXのプロフィールへ投稿できるため、画像を保存し、SNSを立ち上げてアップするといった手順を簡略化できます。
近年SNSを利用したビジネスモデルも多くなり、SNS運用に力を入れられる方も多くなったので、この機能は作業効率をアップさせる意味でも非常に使える機能です。
Canvaの料金プラン
Canvaでは無料版以外に3つの有料プランが用意されており、ここからは「Canva Pro」と「Canvaチーム」について解説していきます。
無料版 | Canva Pro | Canvaチーム | |
料金(月額) | 0円 | 1,180円 | 1,500円(1人あたり) |
料金(年間) | 0円 | 11,800円 | 15,000円(1人あたり) |
テンプレート | 25万点 | 無制限 | 無制限 |
素材数 | 10万点以上 | 1憶 | 1憶 |
クラウドストレージ | 5GB | 1TB | 1TB |
背景除去 | × | 〇 | 〇 |
画像リサイズ | × | 〇 | 〇 |
ブランドキッド | × | 〇※最大100個 | 〇 |
SNSスケジュール投稿 | × | 〇 | 〇 |
デザイン承認機能 | × | × | 〇 |
無料版について
無料版の主な機能は以下の通りです。
・25万点以上のテンプレート
・10万点以上の素材の利用
・リアルタイムでのコメントやコラボ
・5GBのクラウドストレージ
無料版は月額、年額での費用が掛からず0円で利用ができます。
無料版でも利用できるテンプレートや素材数は多く、クオリティの高い作品を制作できます。
デザインに慣れたい方や最低限の機能だけでOKという方は無料版で十分満足できます。
Canva Proについて
- 「Canva Pro」の主な機能は以下の通りです。
・マジックリサイズやコンテンツプランナーなど豊富な機能が利用できる
・1TBのクラウドストレージ
・テンプレートや素材の利用が無制限
無料版との大きな違いはテンプレート数や素材数、そしてマジックリサイズなどの機能です。
無料版のテンプレートでもデザイン数はかなり多いですが、イメージに合ったテンプレートを使用したいという場合は圧倒的にCanva Proで利用できるテンプレートの方が見つかりやすくなります。
クラウドストレージも1TBあるため、制作したデザインの保存も気にせず行うことができます。
このCanva Proで使える機能からいくつかご紹介していきます。
マジックリサイズ機能
有料機能で利用できる機能の1つに「マジックリサイズ」があります。
これは、デザインのサイズをワンクリックで変更することができ、途中でサイズ変更がある場合にもリサイズすることができます。
クリック1つでInstagram用やXのバナー用など各プラットフォームに最適なサイズに変更ができるため、やり直しをせず効率的に作業することができます。
コンテンツプランナー
「コンテンツプランナー」はSNSメディア用コンテンツを作成し、各プラットフォームに一括公開できる機能。
この機能によって編集がシームレスでできるため、SNS運用がスムーズに行うことができます。
ブランドキット
「ブランドキット」は、ブランドカラーやロゴ、フォントをCanva内にアップロードすると、すべてのデザインに適用することができる機能。
チームでの利用の場合、メンバーがブランドキットへ共有することで、ブランドの一貫性を保つことができます。
フォルダ制限無し!クラウドストレージも大容量
デザインが増えてくると分かりやすく管理することも重要になります。
Canvaでは、デザインを整理整頓するためのフォルダが無制限で利用できます。
テンプレートタイプで仕分けしたりやデザイン別での仕分けなど、必要に応じてすぐ確認できるようにもできるため、作業をする上でも嬉しいですね。
また、クラウドストレージは無料版の場合は5GBですが、有料プランは1TBになり、より多くのデザインファイルを管理できるようになります。
ストレージは有料でも少ないツールをいくつか経験したことありますが、Canvaの場合は1TB!
気にすることなく保存・管理ができるのでありがたいですが、時折の整理整頓はやっておきましょう!
30日間の無料トライアルで試してみよう!
Canva Proを利用するにあたり、30日間の無料トライアル期間が設けられています。
初めて有料プランを利用する場合、有料プランの機能をしっかりと利用できるかをトライアル期間で判断できます。
期間内に解約すれば料金は発生しないので、30日間まずは試してみてから判断してみましょう!
※詳しくはCanva公式ホームページをご確認ください。
Canvaチームについて
「Canvaチーム」は、Canva Proの機能に加えて以下の機能が利用できます。
・承認によりブランドの一貫性を確保
・リアルタイムで編集、コメント、共同作業
・AIでブランドイメージを維持するコピーを生成
・チームのレポートおよび分析情報
・チームの成長に応じたお支払い
・1TBのクラウドストレージ
・オンラインカスタマーサポート
・AI管理者コントロール
チームでの利用を考慮した機能が用意されており、ブランドの一貫性を確保などチームとして重要な項目をしっかりと共有・確保できる機能も。
同時進行で共同作業を行うこともできるので、チームの視覚的コミュニケーションや生産性の向上には非常にオススメです。
Canvaパソコン版の利用方法
ここからはCanvaの利用方法について、パソコン版の手順を解説します。
それでは1つずつ解説していきます。
STEP①:Canvaのサイトへアクセス
まずはCanvaの公式ホームページへアクセスし、トップページを表示します。
STEP➁:画面右上の「登録」をクリック
画面右上にある紫色「登録」ボタンをクリックします。
画面のようなウィンドウが表示されるので、任意の方法で登録を進めていきます。
Canvaではメールアドレスでの登録以外にApple、Google、Facebookのアカウントでも登録することができます。
STEP③:利用目的を選ぶ
任意で登録方法を選んだら、次に利用目的を選ぶ画面が表示されます。
該当の利用目的を選択してクリックしましょう。
この選択によって、最適なデザインやテンプレートが表示されるようになります。
STEP④:チーム利用であれば、チーム名やメンバーを招待
利用目的の選択が完了したら、次にチーム作成画面や有料プランへの案内画面が表示されます。
不要であればスキップすることができるので、右上の「後で」をクリックしましょう。
チームを作成する場合は「チーム名」を入力し、チームメンバーの方へ招待メールを送るためにメールアドレスを入力していきます。
STEP⑤:ログイン完了、利用開始
STEP④までの入力が完了し、トップ画面が表示されればログイン完了です。
右上の紫色のボタン「デザインを作成」の横にアカウントマークが表示されるので、登録されていればその箇所へイニシャルや漢字が1文字表示されているので、確認しましょう。
ここから無料版での利用ができます。
操作方法については、今回はパソコン版ではなく次にご紹介する「Canvaアプリ版」での操作方法を解説していきます。
Canvaアプリ版の利用方法
ここからはCanvaアプリ版での会員登録、利用方法を解説していきます。
Canvaアプリ版はiPhoneやiPadで使える「iOS版」とAndroid端末で使用できる「Android版」の2種類で、大きな違いは特にありません。
手順は以下の通りになります。
それでは1つずつ解説していきます。
STEP①:ストアでCanvaを検索してインストール
iPhone・iPadであればApp Store、AndroidであればGooglePlayストアを起動し、検索窓へ「Canva」と入力。
検索結果一覧にCanvaのアイコンが表示されるので、入手をタップしインストールしていきましょう。
STEP➁:アプリを起動し、会員登録
インストールが完了したら、Canvaアプリを起動します。
Cookie設定についての表示があるため「Cookieを許可する」をタップ、次にトラッキングについての表示があるため、任意の項目をタップして次に進みます。
STEP③:会員登録を行い、ホーム画面へ
会員登録は、パソコン版と同様メールアドレスでの登録以外にApple、Google、Facebookのアカウントでも登録することができます。
そこから、画面の案内に従って登録を進めていき、ホーム画面が表示されれば登録完了となります。
ここから、デザイン作成ができるようになります。
パソコン版で登録している方は、アプリ版をインストールしてとうろくしているメールアドレス、パスワードを入力すればOK!
パソコン版でのデザインがスマホでもチェックできるようになり、デザインの修正などもできます。
アプリ版のいろんな使い方
ここからは、アプリ版でのCanvaの使い方について解説していきます。
パソコン版とは異なり、若干の慣れが必要になるため実際に操作しながら確認してみましょう。
お気に入りのテンプレート選択する
始めに、ホーム画面からテンプレートを見つけていきましょう。
検索窓やテンプレートカテゴリから検索すると、さまざまなテンプレートがヒットするので任意のデザインを選びます。
すると、デザイン詳細画面(画面右)に移動します。
テンプレートの設定
テンプレートを選択し、デザイン詳細画面へ移動したら、画面下メニューに「デザイン」という項目が表示されます。
「デザイン」を選ぶと、テンプレートを変更することができます。
検索窓に設定したいテンプレートキーワードを入力し検索すると、入力ワードに関するテンプレートがヒットします。
画面右上の「コネクト(3重線)」をタップすると、絞り込み検索もでき、カラーや言語を指定して検索することができます。
テンプレートによって言語を「日本語」に変更することで見つかる場合もあるため、活用してみましょう。
グラフィック、図形といった素材設定
画面下メニューの「素材」を選ぶと、いろんな種類の素材を検索・使用することができます。(Canvaプロ素材は有料プランのみ使用することができます)。
1つのジャンルに絞り込んで表示したい場合は、検索結果画面上側の「すべて」を選ぶこと表示することができます。
特定条件で絞り込みたい場合は、検索窓右側の「コネクト(3重線)」でカラーや向き、アニメーション、切り抜き画像などで検索できるので活用してみましょう。
テキストの追加やフォント変更
画面下メニューの「テキスト」を選ぶと、テキストボックスを追加することができます。
テキストスタイルは見出しや小見出し、本文を追加できるほか、デザインされている「テキストテンプレート」を追加することもできます。
また、「マジック作文」と呼ばれるAIテキスト生成機能が用意されています。
無料版でも月50回利用することができ、用途を指定して文章生成できますが、このクオリティも非常に高くオススメの機能です。
カメラロールから画像をアップロード
画面下メニューの「カメラロール」を選ぶと、端末内に保存している画像や動画をアップロードすることができます。
また、そのままカメラで撮影した画像をアップロードすることもでき、その場でデザインしてSNSにアップできるので、SNS運用メインの方は活用できる機能です。
カメラロールを選んだ場合、始めにアクセス許可設定の確認が表示されます。
「すべて許可する」選ぶと、カメラロール内全画像から選ぶことができます。
カメラロールに画像があるのに表示されない場合は、この許可の選択ミスの可能性もあるので設定から確認してみてください。
ファイルのアップロード
画面下メニューの「アップロード」を選ぶと、画像や動画・オーディオなどいろんな形式のファイルをアップロードすることができます。
さきほどのカメラロールと異なり、端末内に保存したファイルを保存・使用することができるので、素材サイトからファイルをダウンロードした場合は、このアップロードを利用しましょう。
無料版の場合はストレージが5GBのため、不要なファイルやデザインを削除しながら容量を確保してアップロードしましょう。
アップロード数が多くなるとストレージもすぐ埋まるため、気にせず利用したい場合は有料プランを検討しましょう!
お絵描き機能
画面下メニューの「お絵描き」を選ぶと、フリーハンドで書き込むことができます。
ペンの種類やカラー、線の太さを変更できるので、書きたいデザインに合わせて選びましょう。
ペイントを削除したい場合は中央の消しゴムまたは画面左上にある左側の矢印をタップしましょう。
左側の矢印は1つ前の工程に戻ることができるので、直前に入力した線を丸々消去することができます。
ちなみに、Canvaのお絵描き機能は専用イラストソフトに比べてかなりシンプルなため、機能性を求める場合は別のイラストソフトの利用をオススメします。
スマホでのお絵描きは画面が小さいため慣れるまで時間が掛かる場合があります。
iPadなどタブレットでタッチペンシルを使いながらの利用に向いています。
テンプレートの編集方法
ここからは、Canva内のテンプレートを利用した編集方法を解説していきます。
文字修正やフォントの変更
テンプレートで反映されたデザインの文字を変更する場合は、文字をタップ(左図)して画面下の「編集」をタップします。
キーボード(右図)が表示されるので文字の入力・削除や、フォントの変更、テキストスタイル・カラー変更ができます。
フォントやカラー変更の場合は中央付近に表示されるメニューをタップすると、専用メニューが表示されます。
エフェクトやフィルターなど画像を加工
変更したい図形をタップすると、画面下に「エフェクト(左図)」、「フィルター(中図)」、「調整(右図)」など表示されます。
タップすると専用メニューが表示され、加工することができます。
画像の反転やアニメーション
変更したい図形をタップすると、画面下に「切り抜き(左図)」、「反転(中図)」、「アニメート(右図)」が表示されます。
タップすると専用メニューが表示され、加工することができます。
この他に、背景透過というワンクリックで透過加工を施すことできます。この機能は有料プランで利用できる機能です。
※表示メニュー数は限られているため、画面下に表示されていない場合はスワイプしてメニューが表示されるまでスクロールしてください。
画像の透明度やレイヤー選択
変更したい図形をタップすると、画面下に「透明度(左図)」、「レイヤー(中図)」、「微調整(右図)」が表示されます。
タップすると専用メニューが表示され、加工することができます。
※表示メニュー数は限られているため、画面下に表示されていない場合はスワイプしてメニューが表示されるまでスクロールしてください。
画像の配置やその他メニューを選ぶ
変更したい図形をタップすると、画面下に「配置(左図)」が表示されます。
タップすると専用メニューが表示され、加工することができます。
また、複数のレイヤーを選択したり、レイヤーの表示順を変更、コピーや貼り付けのメニューについては、画面下メニューの一番右側に「もっと見る」が表示されるのでそちらをタップすると右図のようにメニューが表示されます。
※表示メニュー数は限られているため、画面下に表示されていない場合はスワイプしてメニューが表示されるまでスクロールしてください。
デザインによってはレイヤー順の変更や配置変更は重要になるため、この機能を使う機会も増えくるので使ってみましょう。
デザインのダウンロードとアップ方法
①:画面上一番右側に表示される「共有」をタップ
デザインが完成したら、右上の「共有ボタン(↑マークがついているマーク)」をタップすることで、メニュー(右図)が表示されます。
作成したデザインのダウンロードは「ダウンロード」をタップし、デザインが生成されます。
各SNSにもそのまま投稿することができますが、その場合はSNSアカウントの連携が必要になります。
デザインを作成する前に設定しておきましょう。
➁:デザインのダウンロードとアップ方法
①でダウンロードを選ぶと形式設定が表示されます。
ファイルの種類や品質を設定し「ダウンロード(左図)」をタップしましょう。
「デザインを準備中です(中図)」と表示された後、右図のようにメニューが表示され、保存方法を選ぶことができます。
端末へ保存する場合は「画像を保存」を選ぶとカメラロールに保存され、完了となります。
③:保存完了
カメラロールを確認して、デザインがきちんと保存できるかチェックしましょう!
このように、画像を保存することができました。
SNSでそのままアップする方は、①のところで投稿でき、ブログなどWeb媒体での使用や仕事での利用の場合はこのまま保存した画像を使用できます。
使用については、この後紹介する「商用利用」に注意しておきましょう。
Canvaの商用利用について
ここからはCanvaで作成したデザインや動画の商標利用について解説していきます。
Canvaで作成したデザインについては商用利用が可能になっています。
無料版、有料版どちらも商用利用ができ、クレジット表記も不要となります。
注意すべき点は、許容の商用利用に範囲があるということです。
・自社ホームページへの掲載
・SNSの投稿画像に利用
・マーケティングやプレゼンテーションのスライドに利用
・Tシャツへプリントし、オリジナルTシャツとして販売
・Canvaの写真や音楽などの素材を無加工で販売、再配布
・Canvaの写真や音楽などの素材を無加工でクレジットを取得する
・Canvaで作成したデザインを使って商標登録
・Canvaの素材を他サービスなどで販売する
商標利用NGは、第三者に販売・配布することが該当し、テンプレートや素材は著作権を作成者が保有しているためNGとなります。
オーディオ素材の使用も注意が必要
オーディオ素材も商用利用ができますが、利用範囲があります。
Canva Proで使えるオーディオ素材について、YouTube等のオンライン広告で使用できるとされていますが、「テレビやラジオ、映画、ポッドキャスト、ビルボード」といったメディアで流すようなCM動画には使用できないとなっています。
この点は十分注意しておきましょう。
使用画像の利用にも注意
Canva内のテンプレートや素材以外にも、自身で用意した画像や動画などをアップロードする場合です。
他者が作成した素材の場合には著作権に注意する必要があり、フリー素材であっても商用利用が禁止されている場合があります。
自身でアップロードする方は、準備している画像の著作権についても注意しておきましょう。
Canvaを利用するメリット・デメリット
ここからはCanvaを利用するメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
Canvaを利用するメリットは次の通りです。
①:手軽にデザインできる
➁:テンプレートや素材が豊富
③:有料プランの機能が充実
④:連携することで外出先でもデザインできる
それぞれ解説していきます。
メリット①:手軽にデザインできる
Canvaは手軽で簡単にオシャレなデザインを作成することができます。
中央や水平のガイドラインやエフェクトやカラー変更などの機能も直感的に操作しやすく、デザイン初心者の方でも使いやすいツールです。
ブログのアイキャッチ画像やInstagramの投稿画像、名刺やメニュー表など作成できるコンテンツも幅広く対応しています。
メリット②:テンプレートや素材が豊富
最大の魅力でもあるテンプレートや素材の豊富さ。
無料版でもかなりの数を利用することができ、テンプレートを使用することでデザインに自信がない方でもクオリティの高い作品を作ることができます。
素材においても、クオリティの高い素材が利用できるのでデザインの幅がかなり広がります。
SUKEも会社勤めの時にCanvaのテンプレートにはかなり助けられました。
メニュー表や名刺、ロゴ作成もテンプレートが豊富で、プロが作成したような良いデザインが作りやすい!
メリット③:有料プランの機能が充実
Canvaは無料版と有料プランがありますが、有料プランの機能はとにかく充実しています。
使用できるテンプレートや素材、フォントもかなり多く、よりプロ仕様のデザインを作成することができます。
また、マジックリサイズや背景透過、コンテンツプランナーといった機能も利用でき、白抜きといった高度なテクニックもワンクリックでOK。
有料プランを契約する場合は30日間トライアル期間が設けられているので、まずはトライアル期間で使ってみてから判断しましょう!
メリット④:連携することで外出先でもデザインできる
パソコン版とアプリ版を同じアカウントでログインすることで、外出先でスマホからデザインしたり修正したりすることができます。
また、チームでの利用の場合であればスマホから共有されたデザインをチェックすることもできるので、生産性の向上も図ることができます。
デメリット
Canvaのデメリットは以下の通りです。
①:無料版には機能制限がある
➁:有料プランがやや高め
③:操作には一定の慣れが必要
④:スマホアプリ版の操作難易度が高い
それぞれ解説していきます。
デメリット①:無料版には機能制限がある
Canvaは無料版でも利用ができますが、一部機能には制限がありすべての機能を利用することはできません。
これまで解説してきた通り、マジックリサイズ機能や背景透過などの機能が有料プランのみで利用が可能となり、テンプレートや素材についても有料プランに比べると少なくなります。
各機能で有料プランで利用できるモノには「王冠マーク」がついているので、利用する上での目安にしましょう。
デメリット②:有料プランがやや高め
Canvaの有料プランは非常に高機能でオススメですが、月額1,180円と少し高めです。
年間プランだと11,800円で約983円なので、ガッツリと利用したい方は年間プランでの契約がオススメです。
しかし、軽めのデザインだけで利用するという方にはちょっと高く感じるかもしれません。
利用頻度が少ない方は無料版でまずは利用してみてから、有料プランを検討してみましょう。
デメリット③:操作には一定の慣れが必要
機能が豊富なCanvaですが、素材やテンプレート、エフェクトなどの機能を使いこなすには一定の操作慣れが必要になります。
1つずつ機能を試しながら慣れていき、自身で使えそうな機能の取捨選択をしていきましょう。
デメリット④:スマホアプリ版の操作難易度が高い
デメリット③に共通しますが、スマホアプリ版になるとさらに操作難易度が高くなります。
パソコン版に比べ画面が小さいため、タブレットでの利用の場合はタッチペンや画面もスマホよりは大きくなるのでデザインは簡単になりますが、スマホの場合、指先での操作で上手く目的のレイヤーを選択できなかったり、細かな作業が非常に難しい。
スマホメインでデザインしたい方にとっては、パソコン版よりもさらに操作慣れが必要になってきます。
スマホ版でサムネイルを作ったこともありますが、パソコン版よりも細かい操作が難しく、少し時間が掛かりました。
パソコン版でのデザインをチェックしたり修正するなど、ある程度使い分けてもいいかもしれません。
Canvaの口コミ
ここからは、主にランサーズから集めたCanvaの口コミをご紹介します。
Canvaの良い口コミ
Canvaは基本無料で、ある程度不便せず使用できる。
テンプレートが豊富で、デザインなどに不慣れな方でも直感的に制作ができる。
ワンタッチでページ複製ができるのは便利だと思う。
とにかく簡単にお洒落なメッセージカードや動画を作れること。
一からデザインすることが苦手なので、いろいろなテンプレートから好きなテンプレートを選んで自分の好みに自由に作成することができるところ。文字の配置も線が出てきて、やりやすかった。
簡単にデザインが作成できるところや、テンプレートの多さに関する口コミがかなり多かった印象です。
ワンタッチで操作できる機能は、デザインに慣れていない方もデザイン関係で仕事している方からも好評で、デザイン以外の部分に関する手軽さも高く評価されています。
Canvaの悪い口コミ
唯一の不満が、サイトやアプリが重くなることが多いこと。デザインを選択してもなかなか表示されずイライラすることもありました。無料会員のため仕方がないかなと思いますが、改善希望しています。
ステキだなと思うイラストや枠などの素材が、有料であること。無料だと選択肢が少ないのが残念です。あと動画に音楽を足したい時の操作がいまいち分かりづらく感じます。
オフラインで使えない事です。Wi-Fi環境下であることが条件なのでオフラインで使用できると嬉しいです。
アプリの不具合が多い事です。改行すると文字が小さくなったりショートカットキーが使用出来ないとあります。
素材そのものを作る時間は節約できるものの、全体のレイアウトやテイストを統一させるのはある程度訓練が必要だと思います。
無料版で利用できる機能についてや動作に関するデメリットはいくつかありました。
気に入ったテンプレートが有料プランのみ使用できる場合もあり、選択肢が減ってしまいます。
無料版で利用されている方にとっては不便に感じるかもしれません。
また、動作が重くなったり固まって操作できないといった口コミも。
Wi-Fi環境下であることが条件になっているため、通信速度や回線の影響も多少あるようです。
動作についてはSUKEも重くなったりすることが何度かありました。
再起動したり、回線の再接続を行う、キャッシュクリアなどやることで改善することができたので、もし動作関連での不具合を感じる方は試してみてください。
Canvaが向いている人
Canvaの特徴や口コミを解説してきましたが、Canva利用にはこのような方が向いています。
①簡単にクオリティの高いデザインを作りたい
➁チームで利用を考えている
③画像や動画、プレゼン資料など幅広いコンテンツで利用したい
豊富なテンプレートや素材を利用して、高いクオリティの作品が簡単にできるため、デザイン初心の方には特にオススメです。
また、画像以外に動画やプレゼン用といったスライドショー、名刺からメニュー表と幅広いコンテンツを作成できるため、企業のグラフィック担当の方や個人で事業を行っている方にも非常に強い味方になるツールではないでしょうか。
チームでの利用も、有料プランであれば少しお得に契約することもでき、共有共作ができるため、デザインチェックなどもスムーズ。
スマホ連携しておけば外出先でもチェックすることができるので生産性向上も図れます。
まとめ
今回は、オンラインデザインツール【Canva】について解説しました。
無料版の利用でも高いクオリティの作品が作成でき、有料プランになればさらにその幅は広がるため可能性は無限大です。
私個人も4年間有料プランを利用してきましたが、デザインに対する考え方もCanvaを通じて大きく変わりました。
最初は操作感に慣れが必要ですが、文字配列のガイドが表示されたり、直感的な操作ができるフォーマットなので使いやすく、苦手意識を持つことなく取り組めました。
口コミでもあった「いろいろなテンプレートから好きなテンプレートを選んで自分の好みに自由に作成することができる」のように、1からデザインすることが苦手でも、Canvaの素材を利用することで誰でもプロ並みの作品を作り上げられる。
特に、デザインが苦手という方にはぜひ使ってみていただきたいデザインツールです。